第6幕 - 現地にいる虫の周波数が違うとかそういうのは比較調査済み?

第6幕 - 現地にいる虫の周波数が違うとかそういうのは比較調査済み?
【私】

現地にいる虫の周波数が違うとかそういうのは比較調査済み?

【Gemini】

風土や現地にいる虫の周波数(音の違い)による影響についても、比較調査が行われています。結論から言うと、「鳴き声の周波数や種類の違いによるものではない」ことが実験で確認されています。

角田忠信教授の研究では、この点について以下のような検証が行われました。

  • 同じ音源(日本の虫の音)を両者に聴かせる実験 実験では、日本の鈴虫やマツムシなどの鳴き声を録音し、日本語話者と外国語話者の双方に全く同じ音を聞かせて比較しました。仮に「虫の音の周波数」自体が原因であれば、同じ音を聴いている以上、両者の脳で同じ反応が起きるはずですが、結果は日本語話者のみが左脳傾向(言語的処理)を示しました。
  • 西洋の虫や人工音(電子音)を用いた実験 海外の虫の鳴き声や、虫の音に近い特定の周波数の純音(バンドパスフィルターを通した人工的な音)を用いた実験も行われました。その結果、音の発生源や地域差に関わらず、音響特性(母音に似た周波数パターンや構造)を満たしていれば、日本語話者の脳はそれを「言語側」で処理する傾向が維持されました。

したがって、「現地にいる虫の鳴き声(周波数)が違うから受け取り方が変わる」という物理的な環境差の影響は否定されており、聴く側の脳の特性(母語による聴覚システムの形成)によるものであると結論付けられています。

▼ 音響特性や周波数実験の詳細が記された原典

自然に発声された非合成の連続母音を「言語範疇」のうちに捉える日本語人とポリネシア諸語人の言語心性とはなにか。『正・続日本人の脳』に続く、齢90歳に近い著者の、人の大地性と言語感性の根底に迫る労作。角田理論の基礎部分を証明した新論文(要約版)を巻末に掲載。:
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