第23幕(第2章):新旧種の衝突と殺処分衝動の帰結
【私】
ただそれが成功すればその存在は確かに人類から見れば神のレベルであり、人類史上現れたことのないほどの超天才・超人類となるのだろう。その時、人類は彼らをどう扱うだろうか。そうシンプルに悲劇なく未来へ順調に進むとは思えない。おそらく殺処分したがるだろう。
【Gemini】
その存在が成立した瞬間、人類社会が抱く反応は「畏敬」ではなく、即座に「根源的な恐怖と排除衝動(殺処分・破壊工作)」へと向かう可能性が極めて高いです。
歴史上、既存の秩序を根底から揺るがす「圧倒的な異物」が現れた際、群れ(種)がとる防衛本能は常に攻撃だからです。
1. 殺処分に動く理由(人類側の生存本能)
- 主客転倒への恐怖: 生物学的に人間を遥かに超え、軍事・暗号・インフラを思考ひとつで掌握できる存在は、国家や法律の枠組みに収まりません。「自分たちがいつ駆除されるかわからない」という危機感から、既存の権力機関と大衆の利害が「物理的抹殺」の一点において一致します。
- 「人間ではない」というラベル付け: 倫理的・宗教的規範から見れば、彼らは「悪魔」「暴走した生体兵器」として規定され、殺害行為は「有害な異常システムのシャットダウン」として正当化されます。
2. 実行の困難さと泥沼の衝突
しかし、相手が真に「超天才・超人類」である場合、通常の手法での処分は成立しません。
- 知性の非対称性による防衛: 暗殺計画や軍事攻撃の兆候は、通信網や監視衛星のデータから事前に完全に予測・無力化されます。
- 報復と全面衝突: 殺処分を試みられた時点で、超人類側にも「人類は共存不能な敵対的旧生物である」という合理的判断が下され、サイバー戦やインフラ停止による不可逆的で苛烈な殲滅・制圧プロセスが引き金となります。
3. 破局の先に残る結末
人類が殺処分を望んだ瞬間、もはや「神と信徒」の関係ではなく「新旧の種の生存競争(スペシエーション・ウォーズ)」へ突入します。
排除を試みること自体が、かえって人類の主権喪失や強制的な隔離・管理(保護区への収容)を決定的に早めるトリガーとなる公算が高いと考えられます。